肌老化の8割の原因が紫外線といわれるほど、紫外線は美肌づくりの大敵です!紫外線からお肌を守るのに大切な日焼け止めは毎日のスキンケアに欠かせないアイテムになっていますが、その一方で「種類が豊富で何を選べばいいのかわからない」「どれぐらいの量を塗ればいいの?」「塗り直しは必要?」という声もよく聞きます。
その日の予定に合わせて使い分ける!
日焼け止めを選ぶときの基準となるのが「SPF」と「PA」です。「SPF」は短時間で起きる赤みや炎症、しみなどの原因となるUVBを防ぐもので、10〜50までの数値で表示されています。
「PA」は皮膚の奥深くまで到達して肌の弾力を失わせ、しわやたるみなどの原因になるUVAを防ぐもので、4段階の「+」マークで表示されています。
SPF値の数値の違いは効果の違いだと思っている方も多いのですが、紫外線をカットする時間の違いです。数値が大きいほど長時間紫外線をカットしてくれますが、肌の負担にもなるので、その日のスケジュールやシーンに合わせて選ぶのがおすすめです。
●屋内での仕事、日常的な買い物や家事⇒「SPF30+++」
●外でのバーベキューや運動など外にいる時間が長い日⇒「SPF50++++」
フェイスライン、こめかみまでムラなくしっかり塗る!
日焼け止めを効果的に使うには、塗る量や塗り方も大切です。顔全体はパール玉2個分が目安で、顔全体にムラなくしっかり塗るのがポイント!顔の中心から外側に塗り広げることが多いので、どうしてもフェイスラインやこめかみはムラになったり、塗り残しやすいところです。意識して塗り重ねてみてください。
また紫外線は上からだけでなく、地面に反射して下から横からと飛び交っているので、首筋やあご下もしっかり塗ってください。
これからの季節、タオルやハンカチで汗や顔を拭くことも多く、その摩擦で日焼け止めの効果が少しずつ落ちます。紫外線から肌をしっかり守るには2時間おきにこまめに塗り直すのがおすすめですが、メイクをしている時は難しいので、スプレータイプの日焼け止めを使ったり、UVカット成分が入っているファンデーションを塗り直すのも効果的です。